フレキシブルフィッチングについて

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はじめにお読みください


フレキシブルフィッチングを注文の際、下記項目を御参照下さい。

防爆型フレキシブルフィッチング KXH,KIH
防水型フレキシブルフィッチング KSF,KCF,KHF,KNF,KPF

各種配線工事に於いて可とう電線管工事を行なう際は本カタログより御検討下さい。 電気設備技術基準JIS防爆指針等を満足する種々の可とう電線管工事が完成できるものと確信いたします。

防爆型,防水型フレキシブルフィッチング_写真

可とう電線管類をフレキシブルフィッチングと称し、仕様目的によって次の2種類に分類し さらに製品別に記載してあります。

1.防爆型フレキシブルフィッチング
●耐圧防爆型フレキシブルフィッチング KXH
●安全増防爆型フレキシブルフィッチング KIH
KIHはJISC8309 1種金属製可とう電線管使用

2.防水型フレキシブルフィッチング
●サンフレックス(防水用) KSF
●サンフレックス(耐寒用) KCF
●サンフレックス(耐熱用) KHF
●ノンコロフレックス(難燃・耐熱用) KNF
●パワーフレックス(防水用) KPF
KSF,KCF,KHF,KNFはJISC8309 1種金属可とう電線管使用

使用条件によって適合する製品を御参照の上、御選定下さい。

耐圧防爆型フレキシブルフィッチング

耐圧防爆型フレキシブルフィッチング_写真

本製品は労働安全衛生規則第280条(爆発の危険がある場所で使用する電気機械器具)および 労働省産業安全研究所技術指針に定められた耐圧防爆構造の配線用フレキシブルフィッチングです。

●使用場所:危険場所の1種場所
通常の状態において、危険ふん囲気を生成するおそれがある場所のことで、具体例としては、下記のような場所です。
1).正常な運転操作による製品の取出し、ふたの開閉、安全弁の動作などによって、爆発性ガスを放出する開口部付近。
2).点検又は修理作業で、爆発性ガスを放出する開口部付近。
3).室内又は換気が妨げられる場所で、爆発性ガスが放出されるおそれがある場所。
4).爆発性ガスが漏出するおそれのある場所で、ピット類のようにガスが蓄積する場所。

●使用方法
上記のような1種場所において可とう性を必要とする接続箇所には、耐圧防爆型フレキシブルフィッチングを使用し、 これを曲げる場合の内側半径は、フレキシブルフィッシングの管の部分の外径の5倍以上として、ねじることのない よう御使用下さい。なお可とう性を必要とする接続箇所とは、電動機の端子箱と電線管との接続部などのように、 接続部に過度のストレスを受けるおそれのある箇所のことです。 記)1種場所で使用可能ですのでもちろん2種場所での使用も充分可能です。

安全増防爆型フレキシブルフィッチング

安全増防爆型フレキシブルフィッチング_写真

本製品は、耐圧防爆型フレキシブルフィッチングと同様労働安全衛生規則280条および 労働省産業安全研究所技術指針に定められた安全増防爆型フレキシブルフィッチイングです。

●使用場所 危険場所の2種場所
異常な状態で危険ふん囲気を生成するおそれがある場所のことで具体例としては、下記のような場所です。
1).危険性料品の容器類が腐食劣化などにより破損してそれから漏出するおそれがある場所。
2).装置の運転員の誤操作により、危険性料品を放出したり破損異常反応などにより高温、高圧となり、 危険性料品を漏出するおそれがある場所。
3).強制換気装置の故障により、爆発性ガスが停滞して危険ふん囲気を生成するおそれがある場所。
4).1種場所の周辺又は隣接する室内で燃発性ガスが危険な濃度でまれに侵入するおそれがある場所。

●使用方法
上記のような2種場所において、可とう性を必要とする接続箇所には、安全増防爆型フレキシブルフィッチング 又は、耐圧防爆型フレキシブルフィッチングを使用し、これを曲げる場合の内側半径は、フレキシブルフィッチングの 管の部分の外径の5倍以上としねじることのないよう御使用下さい。

防水型フレキシブルフィッチング(防水フレキ)

防水型フレキシブルフィッチング(防水フレキ)_写真

防水型フレキシブルフィッチング(防水フレキ)の使用頻度は非常に広く、身の回りの日常生活品から、 交通機関、各種工業、原子力さらに宇宙衛星に致るまで各分野でその機能を発揮しております。 当社は、さまざまなニーズに答えるべく種々の防水フレキを20数年にわたり世界各地へ送り出し さらに経験に開発を加えより良い製品を生み出しております。

防水型フレキシブルフィッチングは次の3部分より形成されております。

1.金属製可とう電線管部
防水型フレキシブルフィッチングのフレキシブルチューブは、国内フレキシブルチューブの内で 唯一の日本工業規格JISC8309に定められた1種金属製可とう電線管を使用しております。一般の 可とう電線管と異なり曲げ強度、引張強度も非常に強く完全に保護管としての役目を果たします。

2.ビニル被覆部
防水性の確保には、金属製可とう電線管の外面に完全圧着方式により可とう電線管の凹部深く喰い込む、 特殊配合のハイカ入り、塩化ビニルを被覆しております。被覆材は、御仕様条件により耐寒用、耐熱用、 難燃用等の各種が用意されております。

3.接続コネクタ
フレキシブルチューブ端末の接続金具は、当社が特に防水フレキ用として開発したコネクタで、 接続部チューブと確実にネジ込まれる為、防水性、引張、振動、荷重に対して、絶対的強さを 持っております。